在宅勤務(テレワーク)集中力が上がらない。
集中力を上げるポモロードテクニックのやり方を知りたい。
在宅勤務をしていると、どうしても集中がとぎれがちになりますよね。
「集中できないなぁ。」「在宅勤務って気が散る。。」
私も、集中が途切れがちになることについて大変悩みました。
今回ご紹介する方法をおこなうと間違いなく集中力があがります。
ぜひ、ご参考にしてください。
本記事の内容
在宅勤務(テレワーク)は、政府が推し進める「働き方改革」の切り札とされています。
メリットが多く将来的に定着することを見越して導入する企業も少なくありません。
「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」の一環として
時差出勤とあわせて政府が企業へ強く呼びかけをおこなっていることも急速に推進されてきており、
コロナ終息後も広まることが予想されています。
しかしながら、在宅勤務(テレワーク)は東京オリンピックを契機に推進されていましたが、
突然 新型コロナウイルスの出現により急がれた推進となってしまっている感じは否めません。
そのため、環境が整わずノウハウがなくデメリットの弊害が起こっているようです。
特に在宅勤務(テレワーク)での「集中力があがらない」「ON-OFF切り替えが難しい」の悩みは、
私たちの生産性を落としてしまい切実な問題となってます。
今回、ご紹介するポモドーロテクニックにて集中力が上がり生産性はたかまります。
ポモドーロテクニックで在宅勤務(テレワーク)の集中力は上がります
ポモドーロテクニックって?
ポモドーロテクニックは、 1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された。
「集中力を上げるための時間管理術」になります。
ポモドーロとはイタリア語で「トマト」のこと。
シリロさんはトマト型のキッチンタイマーをセットし、時間を区切って試験勉強をしていたそうです。
時間を区切って? それだけと思いますが
限られた時間でタスクを終えた充実感と、時間内でやり遂げなくてはいけないということが
集中力をあげるポイントになっています。
勉強・仕事の能率を高めることに打ち込んだシリロさんは、「1ポモドーロ」の適切な長さと休憩時間、持続可能な回数などを研究し続け、人間にとって最大限の生産性と効率性を引き出せる時間が「25分+5分」であることを突き止めました。
ポモドーロテクニックを簡単に説明すると、次のサイクルを繰り返すことです。
タスク(25分)⇒休憩(5分)⇒タスク(25分)⇒休憩(5分)
なぜ、ポモドーロテクニックを行うと集中力が上がるの?
集中力を上げる4要素が満たされており、ポモロードテクニックを使うと集中力が上がります。
集中を上げる4要素
①優先順位が明確になる
何から手をつけるか迷ってしまう時間はムダです。また優先順位が決まってないと
あれこれ手をつけてしまい集中できなくなります。
②制限時間を設定する
人間は制限時間を設けると「どうやって効率的に取り組むか」を考えます。
制限時間がないとやり方の工夫せずに、ダラダラと行ってしまいます。
③シングルタスク
人間の脳は複数のこと(マルチタスク)を同時にできない構造になってます。
マルチタスクをすると生産性が40%低下してしまいます。
④適度な休憩
人間の体力は無限ではありません。集中できる範囲の時間で作業をおこない、
集中が切れたら休憩し再度集中できる状態をつくる必要がいります。
ポモドーロテクニックの具体的な手順
ポモドーロテクニックの具体的な手順は次の通りになります。
①実行するタスクを決める
②タイマーを25分にセットする
③タイマーが鳴るまで25分集中し一つのタスクに取り組む
④タイマーが鳴ったら作業を終了し、「今日やること」シートにチェックマークを付ける。
④5分休憩
深呼吸・瞑想・コーヒーを飲むなど、仕事とはまったく関係のないことをして脳を休ませる
⑤ポモドーロを4回した後に長い休憩(20〜30分)を取る
次のポモドーロで新しいタスクができるように完全に脳を休ませる
※シリロの公式サイトhttps://francescocirillo.com/pages/pomodoro-techniqueより
タスクと休憩のサイクルイメージは次の通りになります
1回目 タスク(25分)→休憩(5分)
2回目 タスク(25分)→休憩(5分)
3回目 タスク(25分)→休憩(5分)
4回目 タスク(25分)→休憩(30分)
5回目 タスク(25分)→休憩(5分)
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ポモドーロテクニックをおこなう時の注意点
ポモドーロテクニックをおこなう時の注意点は4つあります。
①タスクは一つに絞る。
②途中で中断しない。
③25分で必ず作業をストップする。
④休憩はしっかりとる。
注意点1 タスクは一つに絞る。
人間の脳は複数のこと(マルチタスク)を同時にできない構造になってます。
マルチタスクをすると生産性が40%低下してしまいます。
25分で実行するタスクは必ず1つに絞りましょう。
注意点2 途中で中断しない。
25分間は集中力に自信のある人には短いと感じると思いますが、
実際に行ってみると、集中が中断してしまう場面が多々あります。
①電話や来客 自分では制御できない外的中断
②メールがチェックしたくなったり、誰かに連絡したくなったりする内的中断
注意しなければいけないのは内的中断。
内的中断が起こるのは、さほど重要ではないことをやっているときなどで、
そもそもの目標設定が適切でないことに原因があります。
優先順位を決め、25分間集中してやりきるようにしましょう。
注意点3 25分で必ず作業をストップする。
考案者シリロさんの研究には、
人間にとって最大限の生産性と効率性を引き出せる時間が「25分+5分」であることを突き止めます。
25分間で作業が終わっていないと、もう少し進めたくなりますが、
そのまま作業を進めると、集中力が疲弊して失われてしまい次回以降集中できなくなります。
25分でストップすることが重要です。
注意点4 休憩はしっかりととる。
休憩時間は脳を休ませることに意識しましょう。
深呼吸・瞑想・コーヒーを飲むなど、仕事とはまったく関係のないことをして脳を休ませましょう。
30分の長い休憩においても次のポモドーロで新しいタスクができるように完全に脳を休ませましょう。
まとめ
私も最初は半信半疑で実践しました。
25分という間隔がちょうどよく、うまく集中を維持することができてます。
まちがいなく「ポモドーロテクニックで在宅勤務(テレワーク)の集中力は上がります」
みなさんも実践してほしいです。
ポモドーロテクニックにおすすめなツール
時間を計るおすすめなツールは次の通りです。
ポモドーロテクニックおすすめ書籍
ポモドーロテクニックについてもう少し詳しく知りたい!という方には、
こちらの書籍がおすすめです。